デイメア: 1998(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
主人公を変えながら二転三転して展開するストーリーが非常に興味深い。ビジュアルが美しくて臨場感に溢れ、探索は手に汗握ります。限られたエリア内で謎を解いていくタイプなので遊びやすい反面、パズルの難度は高め。武器種によっては、マガジンに給弾が必要になるシステムと相まって、慣れない序盤だけやけに難しく感じました。端末の画面を、もっと見やすくしてくれたらよかったのですが。
週刊ファミ通1628号より
初期の『バイオハザード』シリーズのような雰囲気とプレイ感は、好きな人にはたまらないかと。いつ敵が現れるかわからない中で、リソース管理をしつつ進んでいくのはハラハラします。謎解きがよく練られていて、頭を悩ませることがあるけれど、解き応えがあって○。異なる主人公の視点からストーリーが展開するのもいい。敵の動きのバリエーションがあまりなく、戦闘が少々単調になるのが惜しい。
週刊ファミ通1628号より
『バイオハザード』へのオマージュが散りばめられた作品で、弾数や回復薬に限りがあるなど、初期シリーズのような印象も。凝った仕掛けの謎解きも多いが、意図するところがわかりづらく、イライラしてしまう。マガジンに弾を込め直すシステムも、弾の種類の使い分けが可能だけど、毎回手間がかかるし、足が止まりがちで、テンポも損ねているかな。オートセーブゆえ詰まりやすいのもツラいところ。
週刊ファミ通1628号より
『バイオハザード2』へのオマージュが強く感じられる作品。限られた物資の中でやりくりする緊張感や、各所に配された謎解きなど、やり込み甲斐のある内容。インディーゲームとはいえ、グラフィックには力が入っており、見た目はなかなかのもの。独特のリロードシステムはアクセントとしてもおもしろく、ボリュームも含めコスパは高め。欲を言えば、武器や敵にもう少しバリエーションがあれば、とも。
週刊ファミ通1628号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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