ダッシュやジャンプ、そして囮攻撃を含めた多彩な攻撃を駆使し、敵を追い詰めたり、相手の攻撃をかわしたりするバトルは、シューティングでありながらもボクシングのよう。射程や弾道、速射性などが異なる100種類以上の武器を3ヵ所に装備して挑む、自機のカスタマイズの圧倒的な自由度も魅力です。それだけに、戦闘準備画面で実際の攻撃アクションを、読み込みなしでその場で確認できれば、とも。

週刊ファミ通1646号より

3種類の武器を駆使するのが特徴だが、操作自体に複雑さはなく、スピード感のあるバトルを味わえるのがいい。自分なりの武器の組み合わせや戦略を考えるおもしろみはあるものの、バランスや武器の使い勝手などについては粗さが感じられる部分があり、今後の調整に期待したいところ。ひたすら対戦に特化した内容で、ストーリーモードなどがなく、シングルプレイ用のモードはちょっと味気ないかな。

週刊ファミ通1646号より

アスリート向け対戦ツールであり、ストイックに極める武道といった趣。ゲーム自体は万人が直感的にプレイできるものの、敷居の高さを感じてしまうプレイヤーもいそう。自動追尾弾を発射しつつワイヤーで相手の進路を制限し、追い詰めて挙動が乱れたところをショットや格闘で攻撃という、超高速で脳を動かす対戦がシビれる〜。多彩な装備からお気に入りの組み合わせを探すのはおもしろい作業です。

週刊ファミ通1646号より

入手した武器の性能を確認しては新たな戦闘スタイルを試行錯誤。このくり返しに没頭できる人ほど、本作のムダのない作りがしっくりくるはず。オンライン対戦も、一度マッチングが成立すれば、（上位プレイヤー相手に一方的に負けること以外の）ストレスなく快適に遊べます。勝利時や、「この攻撃を当てた」という手応えが弱く感じるのは、展開のスピーディーさを優先しているがゆえの弊害でしょうか。

週刊ファミ通1646号より