三國志14(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

部隊を展開し、自勢力の色でフィールドを塗り潰すのが、懐かしくて新しく、何よりおもしろい。敵の拠点を包囲しながら追い詰めていく様が視覚的にもわかりやすく、気分を盛り上げます。リアルタイムストラテジー要素が強くなった戦闘は、面の争いや兵站の維持など、戦略で手応えが増したぶん、部隊どうしが戦う戦術部分があっさりしている感も。コントローラ操作だと、UIが若干複雑に感じた。

週刊ファミ通1623号より

ジゴロ☆芦田
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8

君主でのプレイのみとなり、前作と比べて王道的な作りに立ち返ったような印象。占領の対象が都市だけでなく、ヘックスで細かく区切られた土地ごとになったのが特徴的で、敵の占領地域を分断して兵站を断つといった戦略が可能なのはおもしろみがある。支配地域が色分けされ、戦線の広がり具合がわかりやすいのもグッド。やや淡々としているところはあるが、コツコツと領土を拡大するのは楽しい。

週刊ファミ通1623号より

くしだナム子
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9

広大な大陸を自分の色で塗り潰していくという、視覚的にわかりやすい陣取り合戦が、やる気をそそります。するべきことが多いので、自動で最適化できるコマンドがいろいろ用意されているのが便利。とくに“内政”は、自動任命した武将からの提案を採択すると、こちらの意図に沿うようコントロールできる楽チンさです。それでもなお、メニューまわりが複雑なのは、本格的であるがゆえの副作用かと。

週刊ファミ通1623号より

戸塚伎一
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9

出陣武将の軌跡が戦略面におけるカギとなる、“ナワバリバトル”感が新鮮。大局的な内政指示を出して富国強兵をしつつ、陣取りの踏ん張りどころの見極めに専念できるのがいいですね。行動決定操作にワンクッション入るコマンド体系はやや独特ですが、カジュアルにもディープにも遊ぶことができる、ゲーム条件の各種設定項目の豊富さは魅力。『銀河英雄伝説』コラボなどの飛び道具的展開も気になります。

週刊ファミ通1623号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.5

君主となって天下統一を目指す、シリーズ35周年記念作品。軍略や政略を1枚のマップ上で行うことが可能。7つのシナリオを収録し、1000名超の武将が登場する。

発売日
2020年1月16日
価格
8,800 円+税
ジャンル
シミュレーション
メーカー
コーエーテクモゲームス
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