Death end re;Quest2(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ノックバックで敵の集団を一掃できるバトルは、オーバーキルによるボーナス経験値でレベルもサクサク上がり、スピード感を含めて前作をはるかに上回る爽快感がある。フィールドに現れる“黒い影”と、戦闘時に出現する“バーサーカー”がもたらす圧倒的緊張は、シリーズの世界観にマッチしていい感じ。前作のキャラの参戦はうれしい要素だが、欲を言えば、オリジナルの操作キャラがもう少し欲しかった。
週刊ファミ通1627号より
女の子のかわいさは大きな魅力で、ホラーサスペンスの物語やバッドエンドとの対比も興味をそそります。会話イベントの昼パートと、探索の夜パートという流れは、前作と比べてスタンダード寄りになった印象だが、そのぶん、わかりやすさはある。敵を弾き飛ばし、壁などにぶつける戦闘は、さらに爽快に。フィールドをダッシュで移動できて快適だったり、ほかにも随所に改良点が見られるのが○。
週刊ファミ通1627号より
孤高の少女まいが仲間に心を開いていく過程を始め、ヒロインたちの描写には、見た目のかわいさだけに終わらない魅力があります。イベントパートとRPGパートが分離して、スッキリした構成に。前作とのつながりや秘密めいた舞台など、シナリオに引き込まれるだけに、重要なイベントシーンが文字だけで表現されることがあるのは少し残念。一方、デスエンドに挿絵的なCGが用意されたのはうれしい。
週刊ファミ通1627号より
思春期の少女たちの、さまざまなテンションによって強調される不穏なムードが、ストーリーを追い続けたくなる原動力になっています。前作をプレイしていれば、舞台の背景事情に想像を巡らせながら、より深く楽しめるでしょう。ビリヤードの要領で追撃ダメージを与えられるバトルは、1ターンごとの行動機会が増えたことによって戦略性が向上。スキル編成登録など、各種便利機能も充実しています。
週刊ファミ通1627号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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