eFootball ウイニングイレブン 2020(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
トラップやドリブルのバリエーションが増えたことで、ボール際での新たな駆け引きが生まれ、試合展開に新たな“変化”が発生。試合がさらにおもしろくなった。カメラアングルを含めたスタジアムの雰囲気も抜群で、対戦ツールとしての魅力は健在です。細かい新要素が追加され、チーム作りの醍醐味が増した“Master League”は、マラドーナなどの有名監督を選べるので、なりきってプレイするのが楽しい。
週刊ファミ通1606号より
Rスティックで直感的にくり出せる“フィネスドリブル”は、繊細なボールコントロールができるうえ、通常のドリブルから瞬時に違う方向に入力できるのも利点で、多彩な状況で役立つ。トラップの種類の増加など、操作が複雑化している側面もあるが、リアルでよりテクニカルなプレイが可能になったのが喜ばしい。“Master League”では、サッカー界のレジェンドが監督のアバターとして選べるのも○。
週刊ファミ通1606号より
システマチックなイメージだった“Master League”に、よりドラマチックな演出が導入され、感情移入度がアップ。元スター選手による、監督としての新たなサクセスストーリーを楽しむ感覚でプレイできました。基本的には『2019』を踏襲している印象で、決定的な変化はないものの、全体的にアップグレードされています。“キックチェンジ”など、新規採用された操作が確認しやすく、積極的に試しちゃう。
週刊ファミ通1606号より
試合中はもとより、各種モードで見ることができるデモのグラフィックの“実写っぽさ”は、壁をひとつ突き抜けた感があります。ゲームプレイはアクション操作中心で、シンプルにも、戦術コンセプトにこだわり抜いても楽しめる、幅広い調整。タッチパッドを押すとすぐにTIPSを確認できるのは、門外漢にもありがたいポイントながら、ゲーム自体から要求されるサッカーの基礎教養はかなり高めです。
週刊ファミ通1606号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。