R-TYPE FINAL2(Xbox One)のレビュー・評価・感想情報
“フォース”と減速や加速などを駆使した立ち回り、火力の高めなパワーアップ攻撃、過去作をオマージュした敵やステージなど、シリーズを正当進化させた作りに好印象。難易度は5段階から選べるが、敵の攻撃パターンを覚えて戦うトライ&エラーのスタイルと、自機が倒されると復帰時の敷居が高くなるところは、往年のシューティングなプレイ感。その硬派な仕様に達成感とやり甲斐を持てるなら。
週刊ファミ通1690号より
横スクロールシューティングとしてのシリーズの新作を遊べるのが幸せ。波動砲をチャージして敵を一気に倒す爽快感は健在で、シリーズ未経験者でもとっつきやすい手触りだと思う。新たな機体の開発のほか、カラーリングの変更やデカールで機体をカスタマイズできたり、やり込む意欲を刺激する仕組みもナイス。慣れないうちは、敵や弾が背景に溶け込んで判別しづらく感じるのが若干気になるかも。
週刊ファミ通1690号より
フォースの脱着、溜め撃ちによる波動砲など、シリーズならではの仕組みがやっぱりおもしろい!多彩な攻撃システムはシンプルではないものの、遊んでいて混乱しないよう整理されているのが見事。個性的な武器を備えた機体が、多数用意されていて飽きが来ません。グロテスク度が若干薄らいでいる気もしますが、高精細な映像にはちょうどいい。少々手を出しにくい価格とは思うけど、価値はあります。
週刊ファミ通1690号より
各ステージのギミックは、シリーズ過去作を想起しつつもワクワクする新鮮味があります。ノーマル設定で往年のアーケードゲーム相当となる難度は高め。とはいえステージごとに操縦機体を変えられるなど、何かと手の尽くしようはあります。一部の攻撃法は派手ながら、自機を含む破壊の手応えは弱め。わかりやすさよりも画のインパクト重視のゲーム展開も含め、独特の“作法”になじむ必要があります。
週刊ファミ通1690号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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