アベンジャーバード(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ボタン連打による羽ばたきと滑空を使った独特の操作感がクセになります。ステージ構成が多彩で、高難度のステージをクリアーしたときはなかなかの満足感。広いマップもあるので、進むべき方向を矢印で示してくれるのは便利だと思う。とにかくコインを集めていくルールは単純明快だけど、一方で飽きやすくもある。敵やトゲなどが背景と同化して、見えにくかったりするのは引っ掛かるかな。
週刊ファミ通1592号より
リングを集めてゴールへ向かうという単純明快さ、とぼけた顔の主人公、愛くるしい姿をした敵キャラの動物たちなど、殺伐としていない雰囲気がいいね。“飛行”と“グライド”の各ゲージの残量に気をつけて足場を飛び移っていくのは、シンプルながら楽しい。ただ、飛行ボタンの連打でより高く飛び上がれるなど、チュートリアルだけでは足りていない操作の仕様に関する情報があったのは若干気になった。
週刊ファミ通1592号より
ジャンプと滑空を駆使しながら、ステージ上のリングをすべて集めてゴールする、横スクロールアクション。届きそうで届かなかったりと、リングの配置がなかなか巧妙で、行きかたを考えるパズル的要素もある。そういった悩む場面があるうえ、各ステージは広いので、ワンプレイは長めかな。障害となる敵は種類があるものの、その多くが一定区間を往復するだけなのはやや味気ない。価格の手ごろさは○。
週刊ファミ通1592号より
低価格ながら、絵や演出などにこだわりが感じられる。よく言えば“懐かしくてシンプル”だけど、逆に“古くさくて単調”であるとも。敵を攻撃することはできず、かわすのみ。ステージによっては100枚ものコインを集めなければならないのだが、序盤からちょっといじわるなレベルデザインで、プレイヤーは我慢強さが求められる。単純なゲーム性なのに操作システムが説明不足なのは難。全体的にシビア。
週刊ファミ通1592号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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