Slime-san:SuperslimeEdition(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
2Dアクションとしては、比較的オーソドックスな作り。全編に漂うコミカルなノリと演出がナイス。ゲーム開始直後からスライムさんの性能が高めなので、テンポのいい軽快なアクションが楽しめるのがいいね。アクションの難度は高めでトライ&エラーを要求されますが、すぐにリスタートできるのでストレスは感じない。このクオリティーとボリュームで、1180円[税込]という価格設定は、じつに良心的。
週刊ファミ通1567号より
高難度でありながら即座にリトライでき、ひとつひとつのステージは短めなため、挑戦意欲が折れにくいという、よくあるタイプだがツボを押さえた作り。アクション自体は複雑ではないけど、時間制限がある中で壁への張りつきや変形といった動作を交ぜながら、ダッシュとジャンプを駆使してゴールを目指すのはスリルを味わえる。粗めのドットや色数の限定されたデザインは、少々見づらいところも。
週刊ファミ通1567号より
限られた色数でちまちま描き込まれたステージが、不思議な魅力を放っています。舞台設定やキモカワなキャラたち、ゲップ音が混じるピコピコサウンドなどが、ユニークな世界を構築。慎重さとスピードの両方を求められる難しさですが、主人公の多彩な能力や、ストレスを感じない操作性のおかげで、くじけずに挑戦できます。本編のボリュームが十分なうえ、オマケも多数詰め込まれていてお買い得。
週刊ファミ通1567号より
ファンシーな見た目に反して、ゲームプレイはスポーツ感覚。タイムリミットが“物理的”に迫ってくる仕様のため、じっくり攻略したいタイプのゲーマーは太刀打ちできないかもしれません。日本人ユーザーにピンポイントで刺さる小ネタ満載のおまけモードでは、本来(?)のユルいムードを楽しめます。各種アンロック要素の条件がもう少し緩めだったら、序盤のプレイモチベーションが安定したかも。
週刊ファミ通1567号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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