仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
前作『クライマックスファイターズ』と同様、平成ライダーどうしの対戦に特化した内容で、各ライダーの特殊能力や必殺技がうまく再現されています。大人のライダーファンよりも、ファミリー層に向けた作り。操作方法が3種類用意されていて、Joy-Conを振るだけで小さい子が大人と互角に戦えたり、テキスト表示を漢字混じりのほかに、ひらがなオンリーにできるなど、細かい配慮があるのがうれしい。
週刊ファミ通1564号より
アクションに関しては、PS4の『仮面ライダー クライマックスファイターズ』をベースにしながら、細かい部分を改良して、より爽快にライダーたちのバトルを堪能できるようになっている。ボタン操作が難しい子でも遊べるように、Joy-Conを振って戦う“ふりふり操作”が選べるのはナイス。前述のPS4の作品と比べ、目新しいところが少なめなのと、グラフィックなどが少し寂しい感じがするかな。
週刊ファミ通1564号より
ライダーたちのフォームチェンジや必殺技、決めポーズなどの演出がカッコイイ。ワンボタンでコンボがつながるほか、Joy-Conを振るだけで派手な技が出せるなど、アクションに慣れていない人や、ちびっ子への配慮も厚い。ただ、ロード時間が長めだったり、カメラモードによっては見えづらい場面が出てきたりすることも。ステージも、もうちょっと地形などのバリエーションがあるとよかったな。
週刊ファミ通1564号より
過去に発売された『クライマックスファイターズ』がベースの格闘アクション。ひらがなモードを始め、Joy-Conを振るだけでコンボや必殺技が出せる操作は、低年齢層でも楽しめる配慮として◎。とはいえ、好みの仮面ライダーを華麗に操作したいというキャラクター性を求める人にはいいがアクションゲームとしては力押しでなんとかなる大味な印象も。頻繁に入るローディングは、テンポを崩しがち。
週刊ファミ通1564号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。