チュートリアルが用意されていないので、最初は少し戸惑うけれど、遊びかたがわかるとジワジワとおもしろくなっていくアクションパズル。各マップのデザインが秀逸で、自分であれこれ試したくなるようなギミックがうまく配置されているのが○。物理法則の影響で、ちょっとした加減によって結果が変わるなど、ランダム性があるところがいい。ローカル協力プレイに対応しているのもよかった。

週刊ファミ通1550号より

小さなキャラを動かすアクションパズルは、最初こそ地味な印象を受けるが、途中から歯応えがグッと増す。目的を達成するまでのプロセスや敵への対処にいろいろな手段があって、考え甲斐があるのがおもしろく、多彩な乗り物を活用できるのもナイス。ミスすると島の最初からやり直しになるのは、心が折れそうになることも。救出した人間が、うまく後をついてきてくれないことがあるのはもどかしい。

週刊ファミ通1550号より

前置きもシステムの解説もまったくないので、手探りでプレイすることになるが、拠点の謎の装置などは、何が起きるのか好奇心をくすぐる。ステージギミックの解きかたは自由度が高く、いろいろな方法を試せるのがいいね。救出した仲間が直線的な動きをするので、事故に巻き込まれがちなのは少しもどかしいかな。キャラクターは豆粒サイズだが、獲得したコスチュームでカスタマイズする楽しみも。

週刊ファミ通1550号より

説明がいっさいなく、何をどうすればいいのかわからないので、序盤はトライ＆エラーのくり返し。謎解きで頭を悩ますのはいいけれど、ゲームシステムやルールで悩まされるのはストレス。しかし、遊びかたを覚えると、マップ上にあるさまざまなオブジェクトをどう利用して島を脱出するかという戦略を立てるのが楽しくなる。物理演算系アクションなので、予測不能な“ままならなさ”も含めて楽しめるのなら。

週刊ファミ通1550号より