妖かし恋戯曲(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
宮野真守を始めとする、攻略対象キャラの声優陣が超豪華! ベタだけど、お気に入りの声優さん目当てで遊ぶのが、本作の正しいプレイスタイルかと。女性向け恋愛アドベンチャーとしてはオーソドックスで、スマホ版がベースゆえか、トータルのボリュームや演出面はややあっさりめという印象。3つの選択肢のうち、ふたつが好感度アップとなり、ハッピーエンドを迎えやすいのはポイントですね。
週刊ファミ通1537号より
さっくりと遊びきれるボリューム感ではあるけれど、メインキャラの声優陣が豪華で、フルボイスで物語を楽しめるのは○。妖かしのヴィジュアル系バンドメンバーとの恋愛、というユニークな設定ながら、シナリオやゲーム内に漂うムードがロマンチックだし、キャラたちの描写も魅力的。それだけに、演出面がちょっと寂しく感じる場面や、テキストに不自然なところがあったりするのが惜しかった。
週刊ファミ通1537号より
メンバーの血縁絡みの問題や、遠い過去の悲恋が関係してきたりと、ファンタジックな恋物語。ストーリーのテンポが早めで、好感度アップの演出があったり、選択肢自体もストレートでわかりやすいなど、サクサク遊べる作り。ただ、BGMの種類が少なく、ところどころで場面と合っていないと感じることがあるのはもったいない。バックログのスクロールがやりやすい、携帯モードでのプレイがオススメ。
週刊ファミ通1537号より
もとがスマホのゲームなので、物語は短めですが、短い中にも妖かしとしての生き様や音楽に対する葛藤、主人公への思いなど、彼らのパーソナルを深く掘り下げる要素が凝縮されていて、アツい怒涛の内容。ただ、場面展開が急だと感じたり、シナリオで言葉足らずゆえ状況を把握しづらいことが多々。また、メインキャラクターに比べてモブの仕様が雑なのは残念。でも、低価格を考えれば、十分アリです。
週刊ファミ通1537号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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