CLOSED NIGHTMARE(クローズド・ナイトメア)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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7

ホラー系のサウンドノベルに、実写映像を使用した演出を取り入れた点が新鮮。映像の断片から、登場人物たちの過去や真実が少しずつ判明していく展開がよかった。フローチャートを参考にしながら、分岐やバッドエンドを埋めていくのも楽しい。舞台となるロケ―ションがかなり限定されているので構成が変化に乏しいのと、画面から怖さがあまり伝わってこないところが、やや惜しいと感じました。

週刊ファミ通1545号より

ジゴロ☆芦田
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7

実写の画像とムービーを使用して表現される世界観は、深夜ドラマを見ているような雰囲気で、怖すぎずほどよい(?)ホラー感。ただ、主人公の言動に若干不自然さを感じるところもあり、緊迫感が薄れる場面も。チャプターセレクトの機能は、細かく分けられた各場面から再プレイができ、物語の分岐もわかりやすくて便利。ボリュームが少ないので、もっと多彩なルート分岐などがあるとよかったかな。

週刊ファミ通1545号より

梅園ウララ
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7

一人称視点での実写映像が、ジャパニーズホラー映画の雰囲気をよく出しています。謎解きも、霊や魔術が絡むオカルトなギミック。バッドエンドが多く、終盤はチャートを開いて見落とした分岐要素を探るのが主体になってくる。人物の設定や関係性が複雑で、切ないお話でもあるが、展開はややベタか。大きく物語が異なるルートや、やり込み要素などがもっとあれば。全体のボリュームはあっさりめ。

週刊ファミ通1545号より

ローリング内沢
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8

実写映像を使った臨場感ある演出で、物語にグイグイと引き込まれる。ホラー描写はスプラッター系から心霊的なものまで幅広く、さまざまな怖さが味わえる。謎解きはそれほど難しくはなく、若干の作業感もあるけれど、シナリオフローチャートを始め、全体的にインターフェースが使いやすくてストレスはない。ゲームの文法としてはいわゆる“脱出ゲーム”。目新しさは薄いが、演出や見せかたが秀逸。

週刊ファミ通1545号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.2

不気味な建物に閉じ込められた主人公の上代真莉亜となって、ナタを持って徘徊する男の魔の手から逃れつつ、部屋に隠されたさまざまな仕掛けを解いて脱出を目指す。

発売日
2018年7月19日
価格
6,980 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
日本一ソフトウェア
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