レイルウェイ エンパイア(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
鉄道経営シミュレーションというマニアックなジャンルのなかでも、アメリカ開拓時代にスポットを当てた、かなりニッチな作品。チュートリアルはあるものの、さまざまな要素が絡み合う奥深い内容なので、相応の試行錯誤は必至だけど、操作がわかってくると、何時間でも遊び続けてしまいます。新型機関車の開発や、ライバル会社との競争がおもしろい。列車視点で、風景を楽しめられるのもいいね。
週刊ファミ通1538号より
開拓時代のアメリカで、鉄道を敷いて街や各地域の“ビジネス”をつなぎ、都市を発展させていくのはロマンを感じます。美しいグラフィックで描かれる実在の車両や風景も魅力のひとつ。達成目標となる“タスク”やライバル社の存在は、プレイに張り合いをもたらしてくれる。最初は若干小難しく感じるところはあるかもしれないが、難解さはなく、チュートリアルも丁寧で、遊んでいるうちに慣れるはず。
週刊ファミ通1538号より
文字が小さくて読みづらいものの、チュートリアルやヒントが充実していて、遊びかたを段階的に学べるのが助かります。鉄道シムの初心者でも目標を見失わず、やる気が持続するシナリオつきのモードがうれしい。開拓時代の北米という舞台もドラマチック。タスクの制限時間がややきびしく、街の発展や列車の運行をのんびり眺めていられないのは残念ですが、ちゃんとフリーモードも用意されています。
週刊ファミ通1538号より
街づくりより、線路づくりがメイン。マップに点在する各種名産品や街を、いかに線路でつなげて効率的に列車を走らせるかに楽しさを見いだせる人向き。ライバル社が登場するステージでは、陣取り合戦的運営が楽しめるのも新鮮。操作性含め敷居は高いが、並行線路や信号を作らず列車をすれ違わせられる初心者用設定もあり。キャンペーンで作った路線や街、貯めた資金などを引き継げればなぁ。
週刊ファミ通1538号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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