ダンス ウィズ デビルス マイ キャロル(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
本編の後日談を始め、新たな事件や、全員が登場するドタバタ劇などが楽しめる、ファンディスクとしてのツボを押えた作り。1話が短時間で読めて、好きなペースで楽しめるのがうれしい。コインを集めて、メインのキャラごとに40種類ずつ用意されたボイスと交換できるのも、ファン向けの要素としてナイス。本編同様、ゲームの起動時に、ランダムでキャラのカードをゲットできる仕組みもいいですね。
週刊ファミ通1528号より
全体のボリューム感はそれほどではないが、ショートストーリーを読み進めることで新たなエピソードがオープンする作りは、区切りよく少しずつ楽しめるのと、読了していく達成感もあっていいね。基本的には甘めのムードが漂いつつも、ハッピーな後日談だけではなく、“ヒトルート”と“アクマルート”の各エンドのその後も描かれていて、バリエーション豊かな物語を取り揃えているところがナイスです。
週刊ファミ通1528号より
エピソードがオムニバス形式のようになっていて、好きなキャラクターのお話を選んでサクサク読み進める仕組みに。章選択画面でも題名が確認できるとよかったな。通常選択肢の結果は獲得コイン枚数の違いだけなので、気軽に選べるのがいい。従来の“ヒトかアクマか?”選択肢も出現。ダミーヘッドマイク収録による、立体的なボイス演出の破壊力はバツグンです。おまけボイスの中にはユニークなものも。
週刊ファミ通1528号より
エピソードの量が豊富。どの話も、恋人になった後の物語だけあり、甘く、ときにコミカルで、主人公への深い愛情がビシビシと伝わってきます。本編がシリアスだっただけに、幸せだ〜! シナリオの長さがほどよく、シチュエーションもおもしろい。エピソードに加えてコレクション要素など、ファン心理を巧みにくすぐる仕掛けが満載。意表を突いて流れるダミーヘッドマイクでの音声にもドキドキ。
週刊ファミ通1528号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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