アンエピック-オタクの小さな大冒険(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ダンジョンを探索して敵を倒し、手に入れた装備品やアイテムでキャラを強化するという、アクションRPGとしてはわりとよく見るタイプ。そこに、テーブルトークRPGを始めとする“あるあるネタ”を散りばめたことで、オールドゲーマーほどニヤリとできる内容となっている。ショートカット機能を駆使し、多彩な武器やアイテムを使い分けながらのダンジョン攻略は、地味ながらもなかなかの手応えあり。
週刊ファミ通1514号より
小さいキャラを動かしてのダンジョン探索は、雰囲気や操作感がレトロゲーム風。主人公がオタクで、端々に小ネタを混ぜつつ皮肉めいた会話をする姿にニヤリ。アクションはシンプルだが、武器ごとに特徴が異なり、使い分けが重要になる作りで、歯応えのあるバランスと相まって○。暗いダンジョンの探索は、緊張感と同時に若干のストレスにもなるかな。探索範囲をジワジワ広げていくのは楽しい。
週刊ファミ通1514号より
同じような景色が延々と続きますが、セーブポイントを拠点に、コツコツと探索範囲を広げることにやり甲斐を見出せます。たいまつを灯すことで開拓済みのエリアが判別できるのは便利で、達成感も味わえます。多彩な武器や魔法を登録できる、12通りものショートカットには驚きです。オタク要素はそこまで多くなかったけれど、トレッキーとしてはクスッとさせられるネタが散りばめられていました。
週刊ファミ通1514号より
クラシックスタイルの探索アクション。たいまつに火を灯しつつ進むダンジョンは、トライ&エラー必至の手強さ。間合いやモーションが異なる8種類の武器を始め、魔法やアイテムの瞬時の使い分けが生死を分けるが、シンプルイズベストのユーザーインターフェースで、アクションは驚くほど快適。複数のフロアをまたいだ仕掛けを解いたり、巨大なボス戦を理詰めで倒すのも楽しい。ド派手なBGMも◎。
週刊ファミ通1514号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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