地球防衛軍4.1 ウイングダイバー・ザ・シューター(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
『地球防衛軍』シリーズの世界観がベースで、画面を埋め尽くすほどの数の巨大生物や、ひっきりなしに続くオペレーターの会話がもたらす緊迫感など、そのコンセプトが活きています。ステージの場面が目まぐるしく変わる演出も、いい効果を生んでいるかと。武器の種類が多いのと、5段階の難易度設定で、幅広いプレイヤーが楽しめるのも○。ただ、グラフィックやモデリングがもうひとつなのが惜しい。
週刊ファミ通1515号より
おびただしい数の敵が現れ、それを撃破するのが爽快で、『地球防衛軍』シリーズらしさはしっかり再現。通信音声が、戦場の臨場感を演出してくれるほか、敵の攻略のヒントを教えてくれるのもいいね。一度通過すれば、ステージの中盤や終盤からでも出撃可能になるのはありがたい。エネルギー消費のない武器が優秀なので、消費するタイプの武器がもっと使い勝手がよければ、戦略により幅が出たかな。
週刊ファミ通1515号より
弾幕系シューティング系だが、押し寄せる敵のわらわら感や、隊員たちが声をかけてくるにぎやかさは、“本家”からしっかり継承。エネルギーを回避用に温存するか、強力な武器に使うかなど、瞬間的な判断がより重要に。武器やアーマーが集まらないうちはきびしい局面もあるけど、チェックポイントを任意に選んでリトライできるのは便利。裏面のほかにも、ミッション数がもうちょっとあれば、とも。
週刊ファミ通1515号より
スピンアウト作品だが、オリジナル版と同様に、大量の巨大な敵を撃ちまくる爽快感や、音声での会話演出による臨場感溢れる作りが秀逸。各種武器を集める収集要素を始め、武器の特性を活かした攻防の駆け引きなども味わえる。ゲーム性はシンプルだが、間口は広くて敷居も低い。弾の視認性に若干の難があり、敵や背景にまぎれてしまっている感が。価格相応ではあるが、ボリュームはもう少し欲しかった。
週刊ファミ通1515号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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