EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN (アース ディフェンス フォース アイアン レイン)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
『地球防衛軍』のスピンオフ作品で、迫り来る無数の巨大生物を撃退する楽しさは健在。シリーズ作と比べると変更点が多く、グラフィックの向上、武器や兵科のバリエーションの増加、キャラメイクの追加、6人マルチ搭載といった点は、大きなプラスポイント。一方で、アイテムを使うと報酬が減る、強化に必要なお金の需要と供給が見合っていないなど気になる部分もあり、過去作よりも爽快感に欠ける。
週刊ファミ通1587号より
巨大な敵と戦う迫力や、銃火器をぶっ放して攻撃する楽しさは健在。本家の『地球防衛軍』シリーズと比べて映像の質が高く、敵のデザインも新鮮。“PAギア”を付け替えて、いままでの兵科のような役割を気軽に変更できるのもいい。ただ、敵の死骸がしばらく残ってジャマなのは厄介。アイテムの使用で報酬が減算されるなど、爽快というよりはストイックな仕様が多く、ファンは違和感を抱くかも。
週刊ファミ通1587号より
クセやアクの強さが和らいでいて、シリーズ中でもっともふつうのシューターとして楽しめました。視界も移動も攻撃も阻む巨大な虫の死骸には苦笑いですが、絵面としてはサイコー。キャンペーンはややあっさりめにも感じられるものの、テンポよく進んでいくので飽きない。ミッションごとに難しさにバラツキがあるのも、緩急がついていてよかった。すべてにおいて、いい意味でのB級感が味わえます。
週刊ファミ通1587号より
隊員のセリフなどの演出も含めて、いい意味での圧倒的B級感。一方で謎の超巨大生物の出現、戦いを重ねるごとに増えていく武器、メリハリのあるミッションと、導線部分は洗練されていて、先に進めたくなる。4種類のギアで全部の武器を持てるのも、プレイヤーごとの戦闘スタイルを追求できて○。ダウン中にも敵の攻撃を受けるため、数で押し切られると一気に不利に。ゴリ押しだけでない手応えあり。
週刊ファミ通1587号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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