シンフォニーオブエタニティ(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
いきなり歌い出すオープニングデモを始め、頭身が高めのキャライラスト、ランダム制ではなくシンボルエンカウントの採用など、ケムコのオーソドックスなRPGの中ではチャレンジャブルな印象。3DSの画面サイズだと、街やダンジョンなどのマップがチマチマしている感が強く、移動時に地形に引っ掛かったりするといった気になる部分も。もっと解像度の高いゲーム機に向いている作品だと感じました。
週刊ファミ通1501号より
初期の『ファイナルファンタジー』シリーズのエッセンスが漂う、クラシカルな見た目とシステムのRPG。ダンジョンや街でのグラフィックの表示が小さく、高空から見たような視点になっているため、ちょっと見づらいし、細かい操作もしにくい。いわゆるジョブのような“タブレット”を装備し、スキルを習得していく育成の楽しみがあるのは○。道中にいるボスが強めで、少しきびしく感じるバランスかな。
週刊ファミ通1501号より
気のいいゴーレムなど、愛着の湧くキャラが揃っているだけに、画面に対して人物のサイズが小さすぎるのがもったいない。とくに、初期型の3DSや2DSの画面サイズになると、ダンジョンの障害物や階段などが見分けにくく、プレイしづらいかな。街や世界マップもこじんまりとして見えるのも少々残念。戦闘中に職業や攻撃スタイルに当たる“タブレット”を変えられるのは、戦略の幅が広がっていいね。
週刊ファミ通1501号より
オリジナル版がフィーチャーフォン(ガラケー)向けの作品で、一部のシーンが3DS用に画面比率がリサイズされておらず、豆粒のようなキャラや、背景の独特な色遣いも相まって、非常に見づらいものに。さらに、キャラの動きがカクカクしていて、視覚的にも遊びにくさを感じた。RPGとしては王道的で遊びやすく、テンポもいいものの、地味な演出も含め、古くささは否めない。ファンアイテムの範疇か。
週刊ファミ通1501号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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