ペルソナ5 ダンシング・スターナイト(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』と同様、魅力的な『ペルソナ』キャラが多数登場するリズムアクション。とくに演出面でセンスのよさを感じさせる、オシャレな作りが◎ですね。特定の条件を達成するたびに仲間との会話イベントが楽しめるようになる“コミュ”モードが、プレイのモチベーションの維持にひと役買っているのもナイス。欲を言えば、VRモードがもっと充実していると、さらによかった。
週刊ファミ通1537号より
画面の両端へ流れていくノートと、あいだに挟まるスクラッチや“同時押し”などによって混乱しそうにもなるが、タイミングがバッチリ決まると快感。1曲が長めに思えることもあるけど、多彩なリミックス曲の収録で、『ペルソナ5』を遊んだ人ならより楽しい。グラフィックは、PS4版は見応えがあり、PS Vita版も美麗。画面やコントローラのサイズ的には、PS Vita版のほうがプレイしやすく思えた。
週刊ファミ通1537号より
ダンスシステムは前作『P4D』から大きな変化はないけれど、MV風のムービー演出が挟まれるなど、キャラクターたちの新たな魅力が引き出されているね。楽曲や振り付けはもちろんのこと、UIもクールでスタイリッシュ。ポップな『P3D』との対比がハッキリしている一方で、“コミュ”パートの会話から両タイトルのつながりが垣間見えたりして、思わずニヤリ。衣装やアクセサリーの着せ替えも楽しいです。
週刊ファミ通1537号より
基本システムは『P3D』と同じ。ただ、インターフェースデザインを作り変えているので、見た目の雰囲気はガラリと一変。そういった部分に、こだわりの姿勢が垣間見える。同じ楽曲であっても、衣装やダンスパートナーを変更することで、違った趣きで楽しめる遊びの幅も◎。ノートが、画面左右に広がりながら流れていく構成のため、プレイ中の視線移動が煩雑で、慣れるまでは若干難しく感じるか。
週刊ファミ通1537号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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