銀魂乱舞(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
原作やテレビアニメの歴史が長いのに、ゲーム化される機会が少なかったので、貴重な存在と言える作品。人気キャラの各アクションがうまく再現されているほか、原作でおなじみのパロディー要素がしっかりと盛り込まれているのがいい。1対多数の乱戦での爽快感が味わえる、ライト層が楽しく遊べるゲーム性である一方で、この手のアクションに慣れた人だと、もう少し新鮮味があればと感じるかな。
週刊ファミ通1519号より
簡単操作で爽快なバトルが楽しめる、乱戦アクションとしてのツボがしっかり押さえられており、さらに、『銀魂』らしいユーモアやハチャメチャなノリも盛り込まれているのが最高。“かめはめ波”を堂々と放てたり、ギリギリまで攻めたネタも入っていて笑えます。“覚醒乱舞”が発動する際のカットインボイスとCGを選んでセットできる仕様もユニーク。グラフィックがより美麗なPS4版をオススメしたい。
週刊ファミ通1519号より
長編の起承転結が名場面とともにまとめられた、ストーリーモードの見応えがスゴい。湧き出る敵をひたすらなぎ倒すアクションパートは、やや単調ながらも疾走感のある仕上がり。仲間との連携は、それほどは感じられませんが、絶えず聞こえてくるボイスや多彩なキャラのアシスト機能がそれを補ってます。主要キャラとの1対1の戦いが適宜織り込まれる構成で、その存在感と強さが好アクセントに。
週刊ファミ通1519号より
原作エピソードを、一騎当千バトルに上手にアレンジ。ボタン連打と長押しだけで驚くほどつながるコンボを始め、敷居は低いが、セリフ集めやアシストキャラのコンプリートとやり込み度は高い。マイナス効果もある“銀魂パチンコ”、必殺技にカットインとセリフを自由に設定できる技編集、“かめはめ波”など、『銀魂』だからこそ許される遊び心も随所に。本編の裏側をギャグ濃度高めで描く外伝もうれしい。
週刊ファミ通1519号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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