Sundered(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
全体的なマップ構成や、敵の出現タイミングのメリハリはいまひとつながら、巨大な建造物や敵との邂逅など、心揺さぶられる場面がいくつかあります。スキルツリーの充実が、ゲーム進行のある程度の目安になっている点がわかりやすくていいですね。コンティニュー時に毎回待つ、ロード時間の長ささえ気にならなければ、手癖感覚で攻撃をくり出すのが心地いいアクションとして楽しめるでしょう。
週刊ファミ通1499号より
攻撃や回避のほかに、壁ジャンプなどの軽やかなアクションが小気味よく、バトルや探索などで操作していて楽しい。独特の世界観と手描き風のグラフィックも味があります。スキルツリーで能力を成長させていくシステムは、考えるのがおもしろく、プレイヤーの選択によって結末が変わる要素もグッド。戦闘は手応えのあるバランスで、大勢の敵を相手にする場面などもあって、メリハリが利いている。
週刊ファミ通1499号より
物語には謎が多く、何が起きているのかわからないまま進むのが少々もどかしいが、アニメで描かれた独特の世界観に惹きつけられてしまう。主人公の剣さばきは鋭くて重みがありながらも軽やかで、滞空時間もあるのが小気味いい。それだけに、動きが一瞬カクつくことがあったり、ロードが長めなのがもったいない。ダンジョンの構造が毎回変わるが、ひたすら敵と戦うことになり、単調に思えてくることも。
週刊ファミ通1499号より
いわゆる“メトロイドヴァニア”と称される、探索型アクション。手描きセルアニメ風のグラフィックは見た目にも美しく、キャラの動きの軽快さも相まって、手触り感はとても良好。攻防の駆け引きが存分に味わえる各種アクション要素も◎。謎が謎を呼び、先が知りたくなる世界観は興味深いのだが、その反面、ゲーム中で説明不足の部分も多く、よく訳がわからないままゲームが進むストレスも感じた。
週刊ファミ通1499号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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