らぶおぶ恋愛皇帝 of Love!(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

ヒロインが最初から主人公のことが好き、という設定がユニーク。女の子たちはみんな個性が強烈で、ハイテンションでくり広げられるテンポのいいドタバタ劇がおもしろい。巨乳やSっ気といった要素が好きな人ならばより楽しめそう。選択肢がほとんどなく、テキストを読み進めていくだけなのは、ちょっと味気ない印象。シリアスな場面もあるが、全体を通しての軽いノリとの乖離がやや引っ掛かった。

週刊ファミ通1485号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式PlayStation Vita
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7

物語の序盤は、風変わりなキャラたちや独特のノリに関心が高まるが、内容がぶっ飛びすぎていたり、投げっぱなしにされて進む展開があるなど、次第にシナリオの荒々しさが気になってきたりもする。とはいえ、クセの強い作風が人を選ぶものの、登場人物のテンポのいい掛け合いなどは楽しい。細かいところは気にせず、コメディー色の強いテイストにハマれるなら、お気に入りのタイトルになるかと。

週刊ファミ通1485号より

くしだナム子
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

型破りなヒロインたちの、はちゃめちゃなキャラクター性は、若干感情移入しづらく、人によって好みが分かれそうだけど、新鮮。笑いの中に顔を覗かせるシリアスな過去は、物語を引き締める一方で、重すぎて気が滅入ってしまう場面も。元気なノリに引きつけられる作品だけに、もったいない。選択肢がほとんどなかったり、ヒロインによって、個別ルートでの扱いにかなり差があるのも気になる点。

週刊ファミ通1485号より

戸塚伎一
ファミ通公式PlayStation Vita
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7

設定は破天荒ながら、展開する物語は、学園ラブコメとしてコンパクトにまとまっている印象です。ギャグ系のやり取りがちょっとくどい気もしますが、その場その場の楽しげな雰囲気は十分に伝わります。とくに凝った演出はないものの、全編を通してヒロインの愛らしさを、おもに聴覚面で堪能できるのがいいですね。システムまわりの機能は可もなく不可もなく。タッチ系操作の反応も、許容範囲内です。

週刊ファミ通1485号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.5

2013年に発売されたPC版のリメイク作品。主人公のことが好きでたまらない、Sっ気の強いヒロインたちが、主人公の争奪戦をくり広げる、学園青春ドタバタラブコメディー。

発売日
2017年5月25日
価格
4,980 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
エンターグラム
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