探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式ニンテンドー3DS
progress
7

神宮寺のクールさや落ち着いた雰囲気のBGM、タバコを一服して考えを整理するシステムなど、シリーズの魅力は健在。目新しい要素がなく、全体的にクラシックな印象を受けるものの、アドベンチャーとしての基本はしっかりと押えてあるので、ファンは安心して楽しめます。メインストーリーのほかに、現在では遊ぶのが困難な、携帯アプリで配信された4作品や、『謎の事件簿』が入っているのはありがたい。

週刊ファミ通1499号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式ニンテンドー3DS
progress
8

コマンド選択式の古風なアドベンチャーだが、このシリーズはこれでこそ、という安心感がある。重要な部分をサクサク読み進めたり、隅々まで調べてじっくり堪能するなど、自分好みのペースで遊べる作りが心地いい。原点回帰を意識したハードボイルドな物語には興味をそそられるし、探索や推理をしながら真相に迫るのは楽しめる。携帯アプリ版の4作品のシナリオが遊べるのもうれしいところです。

週刊ファミ通1499号より

梅園ウララ
ファミ通公式ニンテンドー3DS
progress
8

人物や背景イラストから滲む、PS時代のシリーズ作品のような懐かしい味わいが、すごくいい。音楽も、しっとりしたジャズがステキ。推理しながら関係者に聞き込みをする場面は、真相に少しずつ迫る感覚が気持ちを盛り上げるね。舞台となる屋敷は探索し甲斐があるけど、3DSの小さい下画面ではちょっと探しづらいことも。おなじみの顔ぶれの登場や、『謎の事件簿』などが収録されたのも高ポイント。

週刊ファミ通1499号より

ローリング内沢
ファミ通公式ニンテンドー3DS
progress
7

まさに原点回帰というべき内容。過度な演出や煩雑なシステムはなく、あえてオールドスタイルのコマンド型アドベンチャーにこだわった作り。ストーリーは一本道で、若干の“フラグ立て感”もあるが、テンポのいいゲーム進行と、先が気になるスリリングな物語展開は秀逸だし、読み物としての魅力も大きい。過去に携帯アプリとして配信されていた作品も収録され、ファンアイテムとしての価値も高い。

週刊ファミ通1499号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

レビュー

平均

progress
7.5

シリーズ30周年記念作品。探偵の神宮寺三郎が、30年前の出来事がきっかけの事件を推理していく。本編のほかにも、アプリ版の『鬼姫伝』、『謎の事件簿』など5作品を収録。

発売日
2017年8月31日
価格
5,370 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
アークシステムワークス
詳細を見る