いかちゃん(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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7

『洞窟物語』の作者、“開発室Pixel”こと天谷大輔氏による作品で、『洞窟物語』に通じるテイストが随所に感じられる。味のあるドット絵と軽快なBGMに加えて、アイテムをゲットしながらできることが徐々に増えていくゲームデザインが、シンプルながらもうまくまとまっている。ただ、狭い場所にキャラがいた場合、話をする気がなくても、近づいただけで勝手に話し掛けてしまう点は、少し気になった。

週刊ファミ通1463号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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7

シンプルなアクションではあるが、真上と斜め上への推進だけで移動を制御する操作は、イカらしい動きが表現されていていい。トゲだらけの場所を抜けるなど、ややシビアな場面もあるけれど、レベルを上げることによって体力が増え、攻略が楽になるのはナイス。あっさり終わるボリュームだけど、価格相応には楽しめるかと。かわいらしいイラストが、ゲーム中でももっと見られると、なおよかった。

週刊ファミ通1463号より

くしだナム子
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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7

思い通りにコントロールできなくてもどかしい、“いかちゃん”の浮遊感のあるアクションと、適度にいやらしい敵の動きで、攻略をエンジョイできる設計になっています。ほどよく配置されたセーブポイントのおかげで、めげずに進めるのもいい。海の生物たちはキュートですが、小さすぎてちょっと見づらいのが残念。価格のぶんはきっちり遊べますが、本音を言うと、もう少しボリュームが欲しかったな。

週刊ファミ通1463号より

戸塚伎一
ファミ通公式ニンテンドー3DS
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6

“いかちゃん”の操作感覚は、位置の微調整にコツがいる、クセのある仕様。ままならなさは、成長要素であるアイテム収集である程度カバーできるので、アクションが苦手な人もじっくり楽しめます。ゲームの規模はさほど大きくなくて、やり込み要素もとくになし。ファミコン世代ならグッとくるBGMを聴きながら、ゲーム版“知恵の輪”をいっちょ解いてみるか、くらいの気持ちで遊ぶのに向いています。

週刊ファミ通1463号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.7

地震と崩落によって外洋から隔離されてしまった世界が舞台。イカに似た不思議な生物“いかちゃん”を操作して、仲間の生き物たちを救出しながら、外洋への脱出を目指す。

発売日
2016年11月30日
価格
277 円+税
ジャンル
アクションRPG
メーカー
ピッキー
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