ウイニングイレブン 2017(プレイステーション3)のレビュー・評価・感想情報
質の高いグラフィックや選手のリアルな動き、充実したモードがもたらす遊び応えといったシリーズの魅力は、本作でも健在。プレミアムパートナー契約の締結で、FC バルセロナの選手が激似になったほか、選手の態勢や向きでパスの質が変化、ゴールキーパーのモーションが多数追加されるなど、進化ポイントが満載なのも○。発売当日から、ネット接続による最新選手データ更新に対応したのもうれしい。
週刊ファミ通1449号より
攻撃時と守備時、それぞれの場面に合わせてチーム全体の戦術を設定できる“コンセプトアレンジ”を切り換え、選手の動きに変化を出せるほか、“攻守レベル”を調節してそれぞれのバランスを変えることで、より自分が思い描いた作戦でプレイしやすくなっているのがいい。AIが賢く、試合の流れに対応してくるため、ワンパターンの戦法が通用しにくいのもナイス。ゴールキーパーの存在感もアップしている。
週刊ファミ通1449号より
本作でも、日本代表チームで遊べるのがうれしい。グラフィックの質感がさらに向上し、選手のそっくり度も増した印象。操作はシンプルかつ直感的で、シリーズ未体験の人とでも、すぐ対戦を楽しめそうな遊びやすさ。ゴールキーパーは、セカンドボールなどに対する反応が確かによくなった感じ。現実のデータが毎週反映される点は、今回のレビュー期間中には確認できませんでしたが、楽しみな要素です。
週刊ファミ通1449号より
フライスルーパスやスライディング、ゴールキーパーなど、前作であまり印象のよくなかった部分が改善された感じ。とくに、AIの動きがかなり変わり、攻撃の形の幅がかなり広がりそう。収録されたクラブのうちのいくつかが、架空のものなのはちょっと残念だけど、それを差し引いても魅力的ですな。サッカーゲームで、対戦するということに重きを置くのなら、かなりの仕上がりだと思います。
週刊ファミ通1449号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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