PriministAr -プライミニスター-(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
主人公が内面も外面もイケメンで、ヒロインたちからモテモテ状態で物語が進むので、この手のハーレム系の展開が好きな人にうってつけ。全体的にノリが軽く、ゲーム内BBSのような“PIT”もあるので、2ちゃんねるユーザーの好みにも合うかと。エクストラモードや“俺の部屋”で、おまけエピソードが見られるのもうれしい。新ヒロインやイベントなど、PS Vita版ならではの追加要素があるのもいい。
週刊ファミ通1451号より
起伏が少なくて淡々と進む物語は、好みが分かれそうなところだが、女の子とのイチャイチャをまったり堪能したい人にはぴったり。『ストロベリーノーツ』にもあった、学園の生徒たちの掲示板への書き込みが見られる“PIT”のシステムは、小ネタのようなものから主人公に対する妬みの声まであり、おもしろい。選択肢からつぎの選択肢までのあいだが長めなので、チャプタージャンプなどの機能があれば。
週刊ファミ通1451号より
コメディータッチの共通シナリオにグイグイ引っ張られた後、ルートによってはシリアスな展開となるなど、対比が鮮やか。ヒロイン視点での描写が、物語の流れに沿って自然に表現されているのも○。反面、選択肢の少なさゆえに退屈に感じる時間帯も。主人公へのツッコミなどがリアルタイムで綴られる、ネット掲示板的な仕掛けは、本編から気がそれたりもしますが、覗き見せずにはいられません。
週刊ファミ通1451号より
シナリオテキストは相当のボリュームながら、さほど事件性もなく、ほのぼのイチャイチャムードで進行。PS Vita版での新規ヒロインのルートも初回プレイであっさり入れたりと、総じてのどかなゲーム内容という印象(一部ルートのシナリオに例外あり)。本編と関係あるようなないような雑談が見られる仮想ネット掲示板“PIT”の簡易ウインドウを、スワイプ操作で引き出せるのが、地味に便利でした。
週刊ファミ通1451号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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