ポケットモンスター サン・ムーン(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
ビジュアルと演出面の進化ぶりに驚愕! ポケモンたちが活き活きと描かれているため、冒険するにつれて、より愛着が湧いてくる。新ポケモンに加えて、アローラの環境に適応した従来のポケモンの登場もおもしろい。ポケモンに乗ってフィールドを移動できる“ポケモンライド”や、超強力な“Zワザ”などの新要素もいい感じ。『ポケモンスナップ』を思わせる、“ポケファインダー”を使った新しい遊びも○。
週刊ファミ通1459号より
初登場のポケモンのほか、既存のポケモンもアローラ地方ならではの姿のものがいるのは新鮮で、出会うのが楽しみになる。“Zワザ”や“バトルロイヤル”など、バトルにも新しい風が吹き込まれていておもしろい。リゾートと冒険の雰囲気を味わえる島巡りの物語はワクワクするし、ポケモン集めと相まって、止めどきを失います。“ポケリフレ”も、ポケモンとの触れ合いやかわいさを感じられるいい仕組みですね。
週刊ファミ通1459号より
2016年にこのゲーム機で遊ぶのにふさわしい『ポケモン』で、“お約束感”も含めて、期待に応える仕上がり。価格も良心的です。展開はいつも通りながら、島巡りという構成は観光気分で心躍るし、おなじみのポケモンが環境に適応した姿で登場する驚きも。バトル直後に、ポケモンのお手入れをしてあげられるのは、絆を育む実感が湧きます。シリーズ過去作で重く感じた動作も、許容範囲に収まった感触。
週刊ファミ通1459号より
バトルでは、オーソドックスなテンポのターン制システムを踏襲しつつ、“Zワザ”などの派手な演出が多数盛り込まれ、新鮮な印象に。新しい土地で初めて会う人物たちとの出会いが、ドラマチックに表現されているので、純粋に冒険譚としても楽しめます。“フェスサークル”を介してのプレイヤーとのコミュニケーションや、サークル自体の成長要素は、ポケモンの捕獲や育成での大きな励みとなります。
週刊ファミ通1459号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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