ドラえもん 新・のび太の日本誕生(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
同名の劇場版アニメのストーリーを追いながら、合間にミニゲームで遊ぶ作り。全体的にそつなくまとまっており、各キャラクターや秘密道具など、『ドラえもん』の魅力的なコンテンツがまんべんなく味わえるのがいい。ミニゲームは、種類こそ5つと少なめに感じられたが、選んだ難易度によってゲーム性が大きく変化するのが◎。お子様でも遊べるし、大人でも手応えが感じられる絶妙なバランスがお見事。
週刊ファミ通1421号より
映画のストーリーを丁寧に追う形でゲームが進み、話の流れがわかりやすいのが○。パネルを揃えて攻撃などを行うバトルはなじみやすいし、ミニゲームは幅広い難易度があり、家族で楽しめる仕様です。少し冒険するたびに“みんなのきち”に戻り、畑のレストランで料理を育てて収穫し、ご飯を食べるのは、少々手間に思えることもあるが、おいしそうな見た目のいろいろな料理を作れるのは魅力のひとつ。
週刊ファミ通1421号より
映画のダイジェストに沿っていろいろな遊びを詰め合わせた、おもちゃ箱的な設計がうれしい。ミニゲームや生活体験のひとつひとつは、物足りなさを感じるほどあっさりしていますが、あれこれとっかえひっかえしながらくり返し遊ぶのが楽しい印象です。一度経験したイベントやバトルに、何度でも戻れる仕掛けとマップ構成もグッド。全体のボリュームはそれなりですが、長くお付き合いできそう。
週刊ファミ通1421号より
劇場用映画のムードを味わいつつ、自分なりの難度とペースで遊び進められる親切設計が魅力。ゲーム内実績ポイントを消費して充実させられる各種カスタマイズ要素は、おもにキッズの好奇心と収集欲を刺激します。ミニゲームの種類は少なめながら、いずれもハイスコアアタックに熱くなる作り。欲を言えば、エンドレスモードが欲しかったですね。エンドロールのほのぼの演出(?)には、やられました。
週刊ファミ通1421号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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