大開拓時代〜街をつくろう〜(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
シミュレーションゲームとしてはシンプルな作り。それゆえに、わかりやすくて遊びやすい反面、ひたすら資材を集めて建物を作り続ける、という展開になりがち。ゲーム中で手に入る180種類以上の“発明カード”で、ちょっとした変化が起こったり、やり込み要素につながる40個の実績があるのは○。コツコツと努力を重ねれば、それが確実に実を結ぶので、じっくりゲームを遊ぶのが好きな人向けですね。
週刊ファミ通1414号より
見た目に派手さはなく、淡々とした雰囲気ではあるが、開拓者に指示を出して、少しずつ街を発展させていく工程は没頭できる。序盤こそ、進行ペースがゆったりしていて、時間の流れを設定で変更できないのが不便に感じるものの、開拓者や建物の種類が増えてくると、やることも多くなり、適度に忙しくなって、おもしろさが増す。つい、もうちょっとと作業を進めたくなり、やめどきを失いがちな作品。
週刊ファミ通1414号より
資材を採ったり食料を確保したりと、地味な行動がメインだけれど、思いがけずハマってしまう。タッチスクリーンでの操作のみで、指示出しのアイコンや全体マップが小さすぎて見づらいなど、気になる点は少なくないが、次第に慣れてくるかな。のんびりプレイもできる一方、どんどん追加される時間制限つきミッションをこなそうとするとなかなか忙しく、開拓者への采配が重要になって頭を使うね。
週刊ファミ通1414号より
一部のインターフェースが使いにくかったり、キャラがチマチマしていて見にくかったりと、気になる部分も多いが、開拓者に指示を出しながら村を発展させていくくり返し感が心地いい。目標となる実績も多彩で、ひたすら手を動かす楽しさがある。発明カードの使いどころによって遊びのバランスが変わる仕掛けも、アクセントとして◎。欲を言えば、ゲームスピードの調整ができるとうれしかった。
週刊ファミ通1414号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。