鉄拳7(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
登場キャラの数が多いうえにみんな個性的で、にぎやかな対戦バトルが楽しめる。“パワークラッシュ”や“レイジアーツ”の導入で、システム面がややシンプルになり、遊びすくなった印象。ついに決着がつく三島家の親子喧嘩、豪鬼の参戦、充実のオンライン対戦、シリーズ過去作のムービーが見られるギャラリーモードなど、見どころも多数。PS4版は、“VRモード”でキャラを自由な視点で鑑賞できるのも○。
週刊ファミ通1486号より
ストーリーモードの“The Mishima Saga”は、ムービーからバトルへスムーズに移行するほか、バトル中に挿入される回想シーンなどの演出が、三島親子の喧嘩の結末をドラマチックに盛り上げる。“キャラクターエピソード”は、わずか1戦で各キャラのエンディングが見られるため、若干の拍子抜け感もあるが、初心者にやさしい仕様。充実のギャラリーモードや、キャラの豊富なカスタマイズ要素もナイスです。
週刊ファミ通1486号より
“The Mishima Saga”は、ムービーと戦闘がシームレスにつながって没入感があり、一気に遊んでしまった。簡単に技が出せるアシスト機能やコンボサポートもあり、使い慣れていないキャラでもカッコよく戦えるのがうれしいね。サイドストーリーも、1回勝てばご褒美映像が観られ、サクッと終われるのがいい。PS4版の“VRモード”は迫力十分。スローでじっくり見られるので、コンボの研究にもなる。
週刊ファミ通1486号より
ストーリーモードはボリュームがあり、バトル中に回想シーンがオーバーラップしたり、QTEが挿入されたりと、盛り上げかたがうまい。ワンボタンで簡単に技が出せる、初心者向けの配慮もなされ、幅広い層が楽しめる作りが好印象。キャラのカスタマイズや、PS4版でのBGMの設定、シリーズ過去作のムービーやイラストが見られるモードなど、本編を彩る各種要素が充実し、遊びが多彩なところもいい。
週刊ファミ通1486号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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