ヒラメキパズル テトグラム(Wii U)のレビュー・評価・感想情報
昭和の時代に、よく旅館などに置いてあった卓上パズルを彷彿させる。定番かつ完成されたパズルゲームがベースなので、シンプルながらも、いったん遊び始めると夢中になってしまう。ただ、ブロックの回転、反転をさせるときに、いちいち操作アイコンをタッチしなければならない点は気になった。たとえば、ブロックへの直接タッチやダブルタッチで回転や反転ができれば、より快適に遊べたと思う。
週刊ファミ通1402号より
シンプルなルールのパズルだが、さまざまなパターンを試行錯誤しながら、形の異なるブロックの配置を考えるうちに、ついつい時間を忘れて没頭してしまう。幅広い難易度の多彩なステージがあるのもいいね。ブロックを回転させる手順や、型にはめる前でも、隣接するブロックとぶつかる位置だと回転させられないなど、操作性にいまひとつの部分もあるが、それほど大きな不満点にはならないかと。
週刊ファミ通1402号より
価格に対するボリュームは、パズル本と比べて十分。解けたときに脳が快感を覚えるパズル性にも満足。ただ、Wii Uというハードならではの表現や操作を体験したかった。頭で正解がわかってから、パズルの完成までに手間取ることがあり、より短時間でうまくやりたい意識が働くので、クリアー後以外に、プレイ中もタイマーやベストタイムが表示されれば、タイムアタック要素にドキドキできたかも。
週刊ファミ通1402号より
決められた形にピースをはめ込み完成させていくという、至極まっとうなパズルゲーム。正解を見つける過程はそれなりに楽しいけれど、アクション的な要素が皆無なので、一度正解すると、同じ問題をまた遊ぶ意味があまりない。400円[税込]という価格は魅力的だが、それ以外にあまりメリットが感じられないもの事実かな。一応、タイムアタックもあるけれど、答えを覚えておくだけだしなあ。
週刊ファミ通1402号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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