誕生日などではなくても、親が子どもに買い与えやすい1000円［税込］という価格設定が○。従来のパッケージ販売ではなく、価格を抑えたダウンロード専売という販売戦略に、チャレンジ精神を感じた。全10ステージのそこそこのボリュームに加え、巨大ロボ戦や必殺技の演出、録り下ろしボイスなどもちゃんとあり、コストパフォーマンスは高い。未就学児向けに“スーパーかんたん”が選べるのも親切。

週刊ファミ通1402号より

6人のキャラは、それぞれ武器や忍術、性能が異なるほか、いつでも戦うメンバーを切り換えられるのがいい。敵の弱点となる術を使うと効果的といった要素も好アクセント。“かんたん”モードでは、オートロックで攻撃でき、自動で敵との間合いを詰めてくれることもあり、初めてゲームをするような子どもも安心して遊べる。ボリュームは多くはないが、お手ごろ価格で手に取りやすいのはうれしいね。

週刊ファミ通1402号より

人気ヒーローの“遊べる絵本”的な仕上がりと価格が魅力的。2画面を使って巨大ロボの登場や戦闘シーンを再現したり、ノリノリのボイスの多用など、テレビ番組を想起させる演出がうまい。「好きなキャラだけでもクリアーできるけど、交代すると楽しいよ」的なスタンスでの工夫も○。敵の攻撃パターンは単調ですが、対象ユーザー層を考えると、難なく攻略できて達成感を覚えられるほうが断然いいです。

週刊ファミ通1402号より

テレビ番組と同じ声、同じ画面演出を楽しみながら遊べる、“お手軽キャラゲー”としての価値は十分。全10ステージ中に3つ用意された巨大ボス戦ステージは、攻撃の一撃一撃に重みが感じられ、キッズの心をグッと惹きつけます。アクションゲームとしては、ゲームに不慣れな子ども向けの調整だからこそ成立している部分があり、いざやり込もうとすると、細かい挙動に引っ掛かりが感じられました。

週刊ファミ通1402号より