ONE PIECE BURNING BLOOD(ワンピース バーニングブラッド)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
悪魔の実の能力を始め、各キャラクターの特徴的な技を、ゲームでうまく再現している。バトルは、ガードにはガードブレイク、ステップにはレンジアタックと、相手の行動を読んでそれを押え込んでいくという、攻め重視の駆け引きが楽しめる。キャラによる強さの差が大きいが、3人チーム制のバトルでその短所をフォローできるのが○。“頂上戦争”モードは、ルフィ以外の特定のキャラでも遊べるのがいいね。
週刊ファミ通1428号より
バトルの基本のシステムは、目新しさはあまりないが、操作が比較的シンプルでわかりやすい。各キャラの個性的な技の数々も、見た目も派手で爽快。悪魔の実の能力や覇気の特性がしっかり再現されているのもいい。“頂上戦争”モードは、見応えのある演出とともに熱い展開を追体験できるのがすばらしい。複数のキャラのエピソードがあるけれど、活躍が見られないキャラもいるのがちょっと惜しいかな。
週刊ファミ通1428号より
アニメとマンガのいいとこ取りのグラフィックはさすがの出来栄え。絵を重視するならやはりPS4版だけど、操作感覚はPS Vita版も同等。エピソードを追体験するモードにチュートリアルが含まれていて、少しずつ操作を学べるのがいいね。ただ、キャラによって特徴が大きく異なるので、個別の練習が必要かな。ガチャプレイではなかなか勝てないシビアさもあるが、キャラ育成で能力が上がる仕様は○。
週刊ファミ通1428号より
アニメとマンガを組み合わせたようなビジュアル演出が秀逸で、見た目に楽しい。各種攻撃技は、それぞれのキャラの特徴を活かしており、作品のファンならまさに納得のデキ。登場するキャラの数も多く、遊び応えもあるが、戦闘エリアが広いため、キャラの属性やタイプの組み合わせによってはお互いの距離を詰めにくいなど、試合が長引く場面も。シンプル操作で奥深い駆け引きが味わえるところは◎。
週刊ファミ通1428号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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