ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
移動やバトルに大きな影響を及ぼす“ライドシステム”の導入により、遊びの幅がさらに広がった。モンスターを育成、配合して強化するおもしろさは健在で、本作では強いモンスターだけでなく、ライドに適したモンスターを生み出す楽しみも増えた。“ペイント配合”で、モンスターのカラーを変更できるのもいい。対戦やランキングバトル、コイン交換など、通信まわりの遊びが充実しているのもグッド。
週刊ファミ通1425号より
スカウトや配合で、モンスターを仲間にしていくのは相変わらず楽しく、夢中になれる。配合をくり返し、より強力なモンスターを生み出そうとすると、手間がかかってたいへんだが、やり甲斐がある。モンスターの性別による区別がなくなり、手軽に配合を行えるようになったのはいいね。モンスターに乗る“ライド”は、行動範囲が広がってフィールドを冒険している感覚が増すのと、愛着が湧くのが○。
週刊ファミ通1425号より
熟成されたシステムは完成度が高く、モンスターの収集と強化のおもしろさはそのままに、新しい冒険に安心して取り組めます。一方、曲の流用なども相まって、多少のマンネリ化を感じるのも本音。新要素である、モンスターへの“ライドシステム”は、見た目の楽しさのほか、アクションパズル的な遊びとなっている点が○。また、“リアクター”も、3DS本体を秘密道具に見立てて遊ぶ感覚がユニークです。
週刊ファミ通1425号より
新たな土地に着くたびに、モンスターを漏らさずスカウトしていくのも、現行戦力をやりくりしながら直接的にストーリーを進めていくのも、どちらも楽しいゲームバランスが魅力的。モンスターライドを駆使してのフィールド移動は、冒険心と稚気をおおいに刺激されます。オーソドックスなRPGのお約束事が極力簡略化された作りというのもあり、アクションゲーム感覚で気軽に遊べるのもいいですね。
週刊ファミ通1425号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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