限界凸起 モエロクリスタル(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
“ためる”に“だす”、“いれる”、“48手”などなど、かなりギリギリの線を狙った作品。下ネタの度が過ぎると感じる部分もあるが、RPGとしての作りがしっかりしているのがポイント。80体ものモンスター娘のビジュアルはクオリティーが高く、やり込み要素もあるし、スクラッチなどPS Vitaならではの機能も活用。遊び手を選ぶとは思うが、この手のゲームが好きな人にはたまらない内容と仕上がり。
週刊ファミ通1398号より
戦闘では“いれる”のコマンドが増えて、キャラの行動順を入れ換えられるようになったほか、下着を上下別々にコーディネートできるなど、戦略性がアップ。ダンジョンの探索や戦闘の演出を高速化でき、サクサク進められるのがうれしい。直球すぎる下ネタは、人によって好みが分かれそうだが、際どいシューティングパートの追加など、突き抜けていて潔い。随所に細かい改良点が見られる点もグッド。
週刊ファミ通1398号より
続編だからとやたらに新要素を詰め込むのではなく、システムの調整で“モン娘”を仲間にしやすくした点など、完成度を高める方向でのパワーアップに好感。タッチはもちろん、心を覗いたり会話したりと、“モン娘”との交流方法が豊富なのもいい。敵と属性との関連が、直感的にわかりにくいのは惜しいけど、“モン娘”を大勢動員できる戦闘は楽しいです。自動マッピングで達成感の得られる探検も◎。
週刊ファミ通1398号より
大まかなノリは前作を踏襲しつつ、設定面の悪ふざけ度合いが大幅アップ。その一方で各種ペナルティーが軽減されたり、屋外プレイに配慮したアシスト機能が導入されたりと、しっかり遊びやすくなっています。迷宮探索RPGとしてのやり込みと、80体のモンスター娘たちへの愛を両立するには、相応の根気が必要。くり返し作業の単調さを萌え系バリエーションの豊富さで相殺できる人向けともいえます。
週刊ファミ通1398号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。