帝国海軍恋慕情 〜明治横須賀行進曲〜(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報

菅谷あゆむ
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

明治時代の海軍という舞台設定ならではの、男らしい気概や想いを胸に秘める、もどかしい恋愛模様にキュンとします。とはいえ、おカタイ世界観ではなく、登場人物の言動にはイマドキ感があり、物語に没入しやすい。ただ、もっと掘り下げてほしい部分が語られないまま進むことがあり、消化不良。作りがオーソドックスなだけに、感情の揺れや出来事の詳細を、もう少し丁寧に描写してもらいたかったです。

週刊ファミ通1398号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式PlayStation Vita
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7

ゲーム開始後、早々に攻略対象を選び、すぐに個別ルートに入れる作りは、シンプルでわかりやすい。ひとつの章が短めで、さっくり終わるボリュームなので、テンポよくストーリーを読み進めたい人にオススメ。ともに任務にあたる中で、お互いに惹かれ合っていく展開は王道的でいいね。もうちょっと甘いシーンを堪能できたり、軍楽隊のメンバーどうしのやり取りを見られたりすると、なおよかった。

週刊ファミ通1398号より

くしだナム子
ファミ通公式PlayStation Vita
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6

時代背景や設定がとても魅力的なだけに、イベントCGで見たい+詳細を読みたい場面があっさり描かれている傾向を、ちょっと物足りなく思いました。恋愛対象選びを始め、全体的に物語の展開が性急に感じられましたが、ルートが明確なことも含め、2周目以降が意識された構成である点は○。男性陣の凛々しい軍服姿にはほれぼれ。一大事に巻き込まれながら、終始前向きな主人公にも共感できます。

週刊ファミ通1398号より

戸塚伎一
ファミ通公式PlayStation Vita
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7

コアな歴史ファンには少々物足りないかもしれませんが、日露戦争開戦前の明治時代のムードをカジュアルに味わえます。シナリオのテキスト描写はシンプルで、大立ち回りなどの物語的見せ場が大胆に省略されるケースも。楽器演奏シーンの演出は、もう一歩踏み込んでほしかったです。タッチ操作に対応した操作性は良好。バックログからの巻き戻しプレイなど、攻略に便利な機能も、最低限揃っています。

週刊ファミ通1398号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.5

時は明治三十六年。海軍音楽隊付きの画家兼スパイとして所属することになった主人公が、同じ隊の男性たちと任務を遂行しながら、絆を育んでいく物語が描かれる。

発売日
2015年9月25日
価格
5,980 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
ディースリー・パブリッシャー
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