新ひゅ〜ストン(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
井戸に投げ込まれた石などのオブジェクトを操作して、障害物を避けながら底までたどり着くという、いたってシンプルなアクション。3D立体視との相性がよく、とくに画面手前への飛び出しを重視した視点“アバンギャルド”は、手前側にオブジェクトで奥のほうに井戸という見えかたで、かなり新鮮! 新規の井戸やオブジェクトも、バカ度と物量がともに大幅に増量しており、前作のファンも楽しめそう。
週刊ファミ通1379号より
やることは単純明快だが、繊細な操作が必要なので、なかなかスリルがある。3Dオプションで、奥行き感重視や飛び出し感重視など、見えかたを3タイプから選べるのはいいね。3Dボリュームを最大にすると、目が疲れたり、ぶれて見えたりすることもあるが、立体感はかなりのもので、井戸を覗き込んでいる雰囲気がよく出ている。井戸に落とす物は多種多様で、それぞれ特性が異なるところもおもしろい。
週刊ファミ通1379号より
これぞ3D立体視のための作品で、3D Sをお持ちなら一度は遊んでみる価値あり。ただ、アイデア一発勝負的なところもあるシリーズなので、ユーザーによっては1回で満腹になっちゃうかも。シンプルなアクションですが、ミスなくクリアーするには針の穴を通すようなコントロールが必要。選ぶ石によって、歯応えのあるプレイと、とにかく先を目指す遊びかたの、どちらも楽しめる配慮がうれしいです。
週刊ファミ通1379号より
ステージによっては、通過すべきポイントと障害物の見分けがつきにくい、などのイジワル要素を差し引いても、立体視推奨(必須?)かつ、“3Dひと筆書き”の爽快感に的を絞り込んだ、潔いゲーム性が魅力です。終盤ステージの演出やトリップ感にはウットリしました。一見、カジュアル仕様ながら、耐久度が低いノーマルな石でクリアーしてこそ、というシビアさもあり、適性がはっきり分かれそう。
週刊ファミ通1379号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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