メイQノ地下ニ死ス(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
バトルでは属性の影響が強く反映されるので、カスタマイズのし甲斐がある。“魔宝石”は、装備者が人間かガーディアンかでも性能が変わるため、試行錯誤するのが楽しい。一本道なら自動で曲がってくれる機能も、使い慣れてくると便利になる。ただ、魔械士とガーディアンの切り換えのショートカットがあるのはいいのだけれど、欲を言えば、もう1層進んだ装備選択画面からも使えるとよかった。
週刊ファミ通1410号より
ガーディアンのパーツを組み換えることで使用できるスキルが変わり、セットした“魔宝石”で攻撃方法などが大きく変化するので、カスタマイズが楽しく、戦闘でその効果を実感できるのが○。ただ、序盤は、戦いかたのだいたいの傾向が固定化されがちで、カスタマイズの幅が広がるまでに、けっこう時間がかかるかな。戦闘の演出の倍速化や探索時のダッシュなど、テンポよく遊べる機能は揃っている。
週刊ファミ通1410号より
オーソドックスなダンジョンものですが、どこでも中断セーブできたり、エンカウントが少なめで探検に集中できたり、楽に移動できる機能が満載されているなど、遊びやすさへの配慮の数々に好感。マップの広さに対して、仕掛けなどの数が少なく思えましたが、パズル的なフロアが折り込まれるなど、変化も感じられます。カスタマイズで増強した攻撃と、敵の弱点とがうまくかみ合ったときは快感!
週刊ファミ通1410号より
定型フィールドの隙間埋めではなく、未知の構造の3Dダンジョンを開拓する感覚が新鮮。ダッシュやオートターン機能を利用することで、快適にプレイできるのがいいですね。物語やキャラクターの引きがやや弱く、華のあるシーンも少なめではありますが、遭遇する敵との戦力差の壁に何度もぶつかりつつ、あれこれ対抗策を練っていくことが攻略のモチベーションになれば、じっくりと楽しめるでしょう。
週刊ファミ通1410号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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