Prismatic Solid(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
心地よいテクノサウンドと、無機質ながらきらびやかなグラフィックの組み合わせの縦シューティング。フォーメーションを変えられる3色の触手を成長させると、かなりの攻撃にも耐えられるのが特徴。多彩なボス戦もそれぞれ個性的で楽しい。6種類の自機の攻撃パターンもとても美しく、つい見とれてしまうほど。画面全体の膨大な情報とテクノサウンドが相まって、トランスのような気持ちよさ。
週刊ファミ通1370号より
ショットのタイプと付随するオプションの陣形を、状況に応じて切り換えながら敵を撃退していくのは楽しめる。鮮やかな色使いやアーティスティックな雰囲気は魅力のひとつだが、派手なエフェクトを始め、立体的な動きをするギミックや敵は、当たり判定がいまいちわかりにくい場面も。スコアが倍増するシステムなどはなく、やり込むにしても淡々としてしまいそうなので、もっと遊びの幅が欲しかった。
週刊ファミ通1370号より
スタイリッシュなビジュアルとサウンドが織り成す世界は、まるで環境音楽ならぬ“環境ゲーム”。プレイ中、光と色の洪水に溺れる感覚が味わえました。そのぶん、敵弾と残骸との見分けがつきにくかったり、自機が背景に溶け込むなど、遊びにくさを感じる面も。ショット変更でオプションのフォーメーションが変わったり、スイープ使用でオプションが小さくなるアイデアや表現に好感が持てました。
週刊ファミ通1370号より
奇抜なグラフィックに驚かされるも、中身は至極まっとうなシューティングゲーム。ショットやオプションの切り換えをスムーズに行えるのが気持ちいい。これらを使いこなして難所を切り抜けたときの快感は、映像美も手伝ってか、たまらんものがあります。全体的なボリュームもそこまで少なくない印象で、むしろこの価格なら十分。B G Mもよく、いろいろと感覚を刺激してくれるゲームですな。
週刊ファミ通1370号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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