DOOORS(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
目的はただひとつ、目の前のドアを開けること。このシンプルなルールゆえ、アプローチが非常に多彩で、正解がわかった瞬間に思わず膝を打つような問題も多数。ごくまれに、適当に押していたらドアが開いちゃうこともあり、正解のロジックを解説する機能があるとよかった。スマホで人気の無料アプリがベースで、ニンテンドー3DSならではの問題が追加されているとはいえ、お得感にはやや欠ける。
週刊ファミ通1359号より
“目の前のドアを開ける”というシンプルな構成ながら、さまざまな仕掛けに悩まされ、没頭してしまう。ニンテンドー3DSの機能を利用したギミックもあり、いろいろな手段を試して手探りで正解を見つけていくのが楽しい。ただ、詰まってしまったときの救済措置がなかったり、ドアは開けられたものの解きかたがスッキリしないといったこともあるため、ヒントや解説などが見られるとよかったな。
週刊ファミ通1359号より
似たような脱出方法が続くことのない構成で、最後まで飽きずに遊べました。一度使った脱出法を応用できたり、だましがほどよく織り込まれていたりと、緩急やアクセントのつけかたがナイス。入力に対する効果音や描写も気持ちよく、たとえば解錠時の表現は、謎が解けた“アハ体験”と相まって快感。難問上等ですが、全問題中で一度だけでもヒントがもらえる救済措置があれば、正直助かりました。
週刊ファミ通1359号より
ニンテンドー3DS本体をガジェットと割り切って使うプレイは、童心を刺激されます。ヒントが最低限かつ抽象的すぎるがゆえの行き詰まり感と、適当に画面タッチしていたら、理由がわからないままでなぜか脱出できた……という拍子抜け感の両方またはいずれかを、80問という問題数の多さで納得できれば、もっとも手軽な暇潰しゲームとして重宝します。スマホ版プレイ済みの人には、新鮮味が薄いかも。
週刊ファミ通1359号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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