ロストヒーローズ2(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
『ガンダム』、『仮面ライダー』、『ウルトラマン』の3大ヒーローが揃い踏み、登場キャラは敵味方合わせて約400体、ボイスもありと、ファン垂涎の内容。インターフェースの改良などで、前作より遊びやすくなっているが、ダンジョンRPGとしてはやや硬派なチューニング。“ヒーローラッシュ”や“ブレイブスキル”など、バクチ的な要素も含んだ新システムで、ケレン味のあるバトルが楽しめるのもうれしい。
週刊ファミ通1365号より
スキルツリーでスキルを解放し、各キャラを強化していくのが楽しく、フォースのセットによるさらなるカスタマイズもおもしろい。各キャラのスキルの演出やボイスは、気分を盛り上げてくれる。バトルは、歯応えのある難度なのはいいが、立て直しがきびしく、倒される場面も多いので、もう少し爽快感もほしかった。ゲームオーバー時に、メニュー画面で態勢を整えてからリトライできるのは親切。
週刊ファミ通1365号より
ヒーローたちが、作品の垣根を越えて合体技をくり出すカットインは、ボイスつきで見応えも十分。新システムの“ラッシュ”は、使いどころが難しいが、ギャンブル性もあっていい緊張感がある。ただ、前作から健在のシステムもあり、全体的に複雑な印象かな。マップが広く、敵の遭遇率も高いので、難度は高めだけど、すぐ拠点に戻れたり、負けてもバトルの直前から再開できる救済措置があるのはいい。
週刊ファミ通1365号より
各ヒーローたちのバトル演出は非常に派手で、見た目に楽しい作り。とくに、作品の枠を越えた合体技などは、本作の魅力のひとつ。全体的なテンポのよさは秀逸で、オートマッピングやオートバトルなどによるサクサク感は、快適のひと言。途中でイベントが挿入されるのもいいが、場面によっては長く、ややダレがちな面も。アイコンやデータ類などの表示は、もう少し視認性がいいと遊びやすかった。
週刊ファミ通1365号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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