暗殺教室 殺せんせー大包囲網!!(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
エロ本や煮こごり、湯豆腐など、原作でもおなじみのワナにひっかかる殺せんせーの姿がとてもキュートです。複数のワナをつなげることで発生するコンボも、おバカすぎて笑えます。それぞれ違った特性を持っているクラスメイトとチームを組んで、暗殺に挑むのですが、ほかのキャラの動きを把握しづらいため、的確なコマンドを出しているのかどうかが、いまひとつわかりにくいのは残念なところ。
週刊ファミ通1370号より
殺せんせーを多彩な武器やワナで暗殺するというシンプルなルールで、アクションもとっつきやすい。殺せんせーの立場になり、生徒を手入れするミッションがあるのもナイス。サブミッションの達成によるさまざまな特典があるのは、プレイの目標ができていい。ただ、ミッションの数は多いが、やることがあまり変わり映えしないのが寂しい。ミッションやカスタマイズなどに、もっと多彩さが欲しかった。
週刊ファミ通1370号より
プレイ中、ブラックユーモアの効いた作風に興味が湧き、アニメを鑑賞。あの明るい狂気がゲームにうまく反映されていると感じました。ゲーム本編は、“サクッと遊べるサバイバルゲーム+鬼ごっこ”といった感じ。構成は単調ですが、シンプルなルールと所要時間の短さが生み出すテンポのよさで、どんどん先に進んじゃいます。個々の生徒のスキルが不明瞭で、役割分担による戦術が楽しめない点は惜しい。
週刊ファミ通1370号より
音声がパートボイスなど、あくまでキャラゲーとして見ると少々物足りない点がありますが、全編を通じて、1対複数のバトルのドタバタ感を味わえます。ひとつひとつのアクションのスキの多さをカバーする立ち回りにやり甲斐を見出せれば、着せ替えアイテム収集目的のやり込みプレイも楽しめるでしょう。ダウンロードプレイ対応の通信対戦は、仲間とちょっと対戦でも……というときに活用できます。
週刊ファミ通1370号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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