テラリア(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
PS4の高解像度を活かした描画エリアの拡大は、地味な追加要素ではあるものの、広いフィールドを舞台とする本作にとっては○。SHARE機能で完成した家を披露するなど、PS4のシステムとの相性も全体的に良好。ゲームの見た目こそ前時代的だけど、それだけではないおもしろさはしっかり詰まっています。ちょっと懐かしいアクションゲーム感覚で冒険したい! というプレイヤーにぜひ。
週刊ファミ通1367号より
素材を集めて、アイテム作りに必要な物を作成し、目的のアイテムを作り出すという流れはのめり込める。未開の地の探索や新たな発見は楽しみとなり、自由度の高さは創造力を刺激してくれる。反面、明確な目標は与えられないので、自分で目的を見出せないと、淡々とした印象を受けてしまう。チュートリアルは、段階を踏んで解説してくれるのだが、一部で説明不足のように感じるところがあるかな。
週刊ファミ通1367号より
広いマップの果てや地の底を目指して探検するだけでもワクワク。ただ、チュートリアルで説明が不十分なところが見受けられるのはもったいない。基本さえつかめば、家作りにとことんこだわったり、強い素材を求めて敵に挑んだりと、やることは尽きない。縛りがないだけに、自分の中でいろいろ設定やルールを作って遊ぶ楽しさもある。SHARE機能で、自信作を簡単に公開できるシステムもいいね。
週刊ファミ通1367号より
序盤は建築要素が強いが、中盤以降になるとアクション要素が多めに。この点で、ほかのサンドボックスゲームとはプレイ感覚がちょっと異なる。すでに発売済みのPS3版やPS Vita版と内容は変わらないものの、描画エリアが広がって、画面のズームイン&アウトができるようになり、より遊びやすくなったのは◎。ただし、建築要素の操作はかなり煩雑。なんでもできるが、そのぶん、敷居はやや高め。
週刊ファミ通1367号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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