イースVIII -Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
シリーズ過去作と比べて、シナリオやイベント面が充実。バトルは、シンプル操作ながらもテクニックが活かせる作り。なかでも“フラッシュガード”や“フラッシュムーブ”が快適で、成功したときの気持ちよさは格別。漂流村は目に見える形で発展していくので達成感があるし、各種のやり込み要素によって遊び応えも十分。1回のロード時間は短いが、フィールド移動時の読み込みが多いのは少し気になった。
週刊ファミ通1441号より
バトルでのスピード感のあるアクションは、手を動かしていて気持ちいいし、攻撃属性を考えながら操作するパーティーメンバーを切り換えて戦う要素もグッド。熱いBGMも、気持ちを高ぶらせてくれる。無人島を舞台にした物語は、冒険している気分を強く味わえるうえに、3Dのマップが広々としていて、探索するのが楽しい。システムはスタンダードだが、王道の作りで、腰を据えてプレイしたくなる作品。
週刊ファミ通1441号より
無人島の広さはかなりのもので、名所なども発見でき、冒険感が味わえる。地図が若干見づらかったり、エリア移動でこまめなロードが入るのは気になるけど、探索は楽しい。戦闘アクションはスピーディーで、スキル発動や仲間の切り換えもスムーズ。仲間を見つけて村の施設を拡充させるのもやり甲斐がある。クエストも、依頼人との交流が描かれていい。拠点防衛戦やダーナ編など、飽きさせない作り。
週刊ファミ通1441号より
各種インターフェースは遊びやすさはもちろん、特筆すべきはテンポのいいバトルシステム。“フラッシュムーブ”や“フラッシュガード”などのアクションにより、攻防の駆け引きや立ち回りの心地よさが味わえる。地図作成や漂流者集め、拠点の拡大、迎撃戦など、さまざまな遊びがうまく融合しており、舞台となる島全体を楽しむ作りが◎。ただ、物語の展開がゆっくりで、若干だが間延びしがちな印象も。
週刊ファミ通1441号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。