Hyper Light Drifter(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ドット絵のレトロ風ゲームはもはや珍しくないが、幻想的で退廃的な世界観が特徴。全体的にゲーム内での説明が少なく、いかにもインディーっぽい作りなのだが、前述の世界観とスピード感のあるアクションに魅了される。難度はやや高めで、マップに迷い、何度となく敵にやられて、苦労しながら攻略していくことになるが、手応えが感じられておもしろい。やり応えがあるゲームを求める人にオススメ。
週刊ファミ通1485号より
文字情報がほとんどなく、映像のみで物語やヒントを表現する手法は、やや不便さを感じるが、独特の世界観で興味を惹かれる。操作は比較的シンプルながら、ダッシュを駆使したスピーディーなアクションは歯応えがあっておもしろく、敵の攻撃を避けて、ソードによる攻撃を叩き込むのが爽快。謎解きや探索要素もあり、初めから大部分が明らかになっている広めのマップを自由に探索するのも楽しい。
週刊ファミ通1485号より
すべてがドットで描かれた、独特の色合いの世界に目を奪われました。広大なうえに、地下にダンジョンが広がる複雑な構成で、どう進めばいいのか途方に暮れることもあるけど、挑戦意欲が湧きます。ダッシュを駆使するアクションは、シンプルながら、一風変わっていてユニーク。絵で語られる物語は、よくわからないが想像力を刺激されます。Steam版と比べ、価格面でお買い得感が薄いのは惜しい。
週刊ファミ通1485号より
雰囲気はレトロっぽいけど技術は現代的、というコンセプトのゲームはいろいろ出ているけれど、本作は完成度が非常に高いです。テンポのいいアクション、フィールドを探索してのアイテムの発見やキャラの強化など、昔ながらの2Dアクションアドベンチャーの魅力が多分に詰め込まれているかと。BGMもかなり気に入りました。ストーリーがちょっとわかりにくいけど、そこもまたいいところかな。
週刊ファミ通1485号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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