おぼつかない足取りのキノピオ隊長とキノピコが、たまらなくカワイイです（笑）。3D空間をくるくると回転させながら進むステージは、いろいろな仕掛けとルートが詰め込まれていて、さほど広くない大きさながら、きちんと楽しめる作りなのはさすが。仕掛けに、『マリオブラザーズ』シリーズでおなじみのギミックが多数使われていて、誰でも遊べる。ステージも70以上用意され、周回プレイも楽しめます。

週刊ファミ通1353号より

立体的なパズルとなっているステージを、あらゆる方向から観察し、ルートやギミックを把握したときの感覚が気持ちよく、おもしろい。カメラの向きを変える際、複数の操作方法があるのは便利。各コースで、ただゴールを目指すだけでなく、スーパーダイヤの獲得や“お題”の達成を目標にすると歯応えが増す作りなのが秀逸。トロッコに乗り、キノピオ隊長の視点で進むステージなど、変化があるのも楽しい。

週刊ファミ通1353号より

テーマ的にもクオリティーにおいても、老若男女、誰もが安心して遊べる作品。パズル要素が強く、独自のアクションと仕掛けとの組み合わせなどをウンウン考え、試行錯誤をくり返してクリアーしていくのが楽しい。ボス戦あり、シューティング面ありと、バラエティーに富んだ展開も◎。回転のたびに見えるものが変化する立体構造の世界に、頭が軽く混乱し、異世界に迷い込んだ感覚さえ味わえました。

週刊ファミ通1353号より

フィールドのサイズは小さいながらも、視点をくるくると変えてフィールドのギミックを把握し、クリアーまでのルートを構築していく過程が非常に楽しい。ひとつひとつのステージを、だれることなく手軽に遊べるのもうれしい点。行き詰まったときの救済処置が用意されているのもありがたい。ボリュームの部分で物足りなさを感じるかもしれないが、値段もお手ごろなので十分といったところ。

週刊ファミ通1353号より