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宵夜森ノ姫(PSP(プレイステーション・ポータブル))のレビュー・評価・感想情報

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6

物語、音楽、システムなど、オーソドックスというよりも、全体的にやや古風な作り。たまにシナリオが急展開し、置いてけぼりを味わう場面が。また、キャラを何人か攻略しないと物語の全体像がつかみにくい。選択肢の直前で止まらない仕様なので、シナリオを読み進めるうちに、うっかり選択肢を決定してしまうことも。物語のテーマが“復讐”のためか、個別ルートでも甘さはあまり感じなかったです。

週刊ファミ通1372号より

ジゴロ☆芦田
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6

好感度のほかに“禁忌度”があり、物語の展開にも影響するシステムは、ダークな雰囲気に合っている。呪いをかけられたキャラたちは、どれもひとくせあって個性的。その反面、いまいち感情移入しにくく、物語が淡々としたものに感じられることも。立ち絵や主人公の表情などのグラフィックは、ちょっとのっぺりした印象を受ける。つぎの選択肢までのスキップなど、快適なプレイのための機能は十分。

週刊ファミ通1372号より

くしだナム子
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6

スキップやバックログなどの各種システムはひと通り実装されていて、遊びやすい。絵やボイス、そして物語のダークな雰囲気も素敵。ゲーム性が低いぶん、物語性への期待が高まるため、描写がやや物足りないのは惜しい。たとえば、各キャラを性格づける7つの大罪が、想像力を要する表現なので、人物像が把握しにくい点。ミステリアスな魅力を堪能できる反面、感情移入はちょっと難しかったです。

週刊ファミ通1372号より

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7

独特のタッチで描かれるCGが好みであれば、軟禁された森を中心とする、ミステリアスな物語世界を楽しめるはず。メッセージの選択機会は多めですが、ルート分岐の構成自体はシンプルです。個別ルートやアフターストーリーでの甘いセリフの数々は、出演声優のファンなら必聴。操作系は、無難にまとまっているものの、攻略プレイで役立つ視覚情報が弱いなど、UIのデザイン面はもうひとつという印象。

週刊ファミ通1372号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.2

呪われた森に迷い込んだ少女が、ある復讐を胸に抱いた7人の男性たちと恋を育んでいく。パラメーターには“愛”と“禁忌”の2種類があり、エンディングに影響してくる。

発売日
2015年3月26日
価格
5,800 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
エテルワール
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