ブレイブリーセカンド エンドレイヤー(ニンテンドー3DS)のレビュー・評価・感想情報
膨大なユーザーアンケートなどをベースに、前作『ブレイブリーデフォルト』を徹底的にブラッシュアップしたというシステムは、非常に快適かつ楽しい。前作との地続きとなるストーリーも理解しやすく、本作からのプレイでも十分楽しめる。シリーズの特徴である“ブレイブ”と“デフォルト”に、自キャラ以外の時間を止めるシステム“ブレイブリーセカンド”が加わったことで、より自由度が高くなった。
週刊ファミ通1376号より
ジョブシステムや雰囲気などは、古きよきRPGの手触りでなじみやすく、“ブレイブ”や“ブレイブリーセカンド”を活用するバトルは、頭の使い甲斐がある。オートバトルで実行するコマンドを登録しておく機能や、ジョブやアビリティの組み合わせを保存しておけるマイセットがありがたく、わずらわしく感じる部分を極力減らして、本作の特徴的なシステムを活用できるように調整されているのがナイス。
週刊ファミ通1376号より
前作のシステムをほぼそのまま継承した点は、新鮮さはなくとも、突出した完成度の高さで、ファンにも新規プレイヤーにも歓迎されるはず。戦闘中、“ブレイブリーセカンド”はついケチりがちで、“あると便利だが、なくてもイケそう”という気分に。オートバトルや敵遭遇率の変更は、携帯機での遊びかたと好相性。音楽の印象が変わったが、『雛鳥』など、前作の名曲が効果的に織り交ぜられていてうれしい。
週刊ファミ通1376号より
立体視映えするフィールド上を、ロマンに満ちたBGMとともに冒険できる贅沢仕様は、前作同様。徐々に自由度の幅が広がっていくキャラのカスタマイズに頭を悩ませながら、一本筋の通ったストーリーを楽しめます。新旧キャラの絡みかたの絶妙さも含めて、会話イベント全般は注目です。通信機能を介して体験できる各種おまけ要素も楽しく、コミュニケーションツールとしてもフル活用できるでしょう。
週刊ファミ通1376号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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