学園ヘヴン2 〜DOUBLE SCRAMBLE!〜(PlayStation Vita)のレビュー・評価・感想情報
本作も、クセのあるキャラが勢揃いしていて、その個性が最大限に引き出された恋模様にワクワク。主人公の底抜けの明るさと前向きさがとにかくかわいく、どんなに翻弄されようが幸せな展開に帰結し、心地よくプレイできました。新、イチ押し! 前作の主人公の、その後のエピソードもあって◎。氷栗氏が描く細い腰&肩幅ガッシリのイラストにもうっとりです。でも、テキストの表記にミスが多いのは残念。
週刊ファミ通1376号より
思い切った設定と個性的なキャラがくり広げるハイテンションなやり取りがおもしろい。王道的な学園ものの物語は親しみやすく、主人公のポジティブで爽やかな性格も好感が持てる。おまけ要素が充実していて、そのアンロックのために周回プレイを、と意欲が自然と湧く作り。ロードがほぼ入らず、快適にプレイができるのはうれしい。さらに、PS Vita版はタッチのみで各種操作が行えるのが便利。
週刊ファミ通1376号より
BLにはプライベートな体験を求めたいので、携帯機への移植はうれしい。素直で前向きな主人公と、ひとクセある攻略対象とのハーモニーが素敵です。前半で、各キャラへの理解を深める逸話が足りないと思う反面、後半で意外な一面にドキドキする効用も。発展にいたる感情の描写も丁寧。相手との連携が味わえるミニゲームは、物語上、重要な勝敗を決するだけに、もっと適した表現がある気もしました。
週刊ファミ通1376号より
毎日が学園祭のような浮かれムードの中、気になる男子とのイチャイチャな、ときにヤキモキな関係に溺れることができます。事情説明が長くなる展開が多いものの、場面単位では身につまされるエピソードもあり、読み物としても楽しめました。タッチ操作にフル対応したストレス要素なしのPSVita版の操作性、おまけシナリオなどのクリアー特典の豊富さは、このジャンルのファンには満足度が高いはず。
週刊ファミ通1376号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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