ダイイングライト(Xbox One)のレビュー・評価・感想情報
ゾンビものながら、動きがとても軽快で楽しい。ワラワラと迫るゾンビをスルーしつつ、パルクール的なアクションで広大なオープンワールドを駆け抜ける爽快感は、未体験のもの。だが、そんな呑気なことを言えるのは太陽の出ている時間帯だけ。日が暮れて現れるゾンビはまったくの別物! 速い、強い、怖いと三拍子揃った強者です。拾った物で武器やアイテムが作れるので、戦略の自由度も高くて○。
週刊ファミ通1375号より
近接戦闘が主体のうえに、ゾンビが基本的に手強い存在であるため、危機的状況の恐怖感や臨場感がしっかり味わえるのが○。夜になると強力なゾンビが出現するようになり、ホラーの雰囲気やスリルがグッと増すのもいいね。パルクールで縦横無尽に駆け回れるのは爽快で、建物の中にも入れて探索要素があるので楽しめる。移動や戦闘のアクションで、それぞれに対応した経験値が入る仕組みもナイス。
週刊ファミ通1375号より
ゾンビに襲われたら建物に上ればいいという、ごく自然なアイデアを実現したことで、よりリアルなサバイバル感が味わえる。描き込まれた街や、接近戦が中心となるバトルも、現実味を帯びていていいね。ただ、お話はちょっと飲み込みにくい部分もあるのがもったいない。パルクールアクションは楽しいけれど、人によっては酔いやすいかな。夜になると、身震いするほど敵が強くなるのはいいスパイス。
週刊ファミ通1375号より
前身とも言える『デッドアイランド』のサバイバル感をより昇華させた作品。壁や屋根を飛び移りながら移動するパルクール的なアクションが心地よく、ゾンビを倒すだけでなく逃げることも戦略のひとつとなっているため、プレイヤーごとに幅広い戦略性が楽しめる作り。ただ、やり込むほどに、字幕が小さくて読みにくいのがストレスに。また、お使い系のミッションが多いので、若干の間延び感もあった。
週刊ファミ通1375号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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